浜松2&4スワップミートへ

 

2011年12月11日

 

ブースの一例

 

 

0.今年も冬がやってきました

 

ついこの間まで暑かったと思っていたのだが、いつの間にやら12月になってしまった。10月、11月と割合に暖かい日が続いたせいだろうか、紅葉前線も遅れて南下してきた。しかし、先週辺りから急に寒くなり、慌てて冬支度をした。毎年同じことの繰り返しで解っているのだが、冬は寒いので嫌いだ。

 

そうは言っても、当方は変態を自称するバイク乗りである。少々の寒さなら、危険でなければエンジンに火を入れたいと思うのが人情というものだ。特に今年の秋は週末に雨が続いてしまって、積算計の数字があまり増えなかったこともあり、12月で挽回したいと考えている。その策として初めて部品交換会見学を企画してみた。

 

1.集合〜出発

 

部品交換会というものは、慣例として日の出から12時までが規定の開催時間となっているようだ。今の時期だと7時前が日の出時刻なのであるが、この時間に会場入りはかなりきつい。そこで8時に当方宅集合とし、10時前に会場入りという予定で計画をしていた。

 

ところで、参加者であるR1-Z氏は業務が立て込んでいたが、「部品交換会を是非見学したい」という熱い思いできっちりと帳尻をあわせて参加にこぎつけた。そしてもう1人、DX協会員であるOLD氏も興味津々で参加表明があった。氏も業務量過多で激務を続けていたこともあったようだが、今は解放されているとのこと。ただ、2輪機材はDT125Rのみの所有なので、高速道路を走行できない為、泣く泣く4輪での参加となった。

 

集合時刻にメンバーが揃ったので、ひとまず当方宅で暖をとってから出発とする。ところで、我々3名が就労する業界は偶然にも同じである。また、モンスターを駆る査察操縦士兼技術部長のW氏も同業界に身を置いている。

 

この我々が所属する業界は何かと面倒なことが多く(どの業界も大変であることは間違いないだろうが)、ついついその話になると盛り上がってくる。これはひとえに「いい仕事をしたい」という皆の熱い思いに端を発していることは言うまでもなかろう。そして、特にOLD氏はまだ社会人2年目ということでいろいろと戸惑うことも多いようで、苦労話が次々と疲労された。

 

結局1時間程話し込んだ後、9時30分頃に各々のマシンに火を入れて出発する。まずは珍しくも、最寄りの三好I.C.から東名高速を東へ走り出す。高速だとついついアクセルを開け気味にしてしまうが、タイヤが減るし速度違反取締も怖い。特に年末は警察様の書き入れ時なので注意が必要だ。

 

ということで、55ノット維持で走行していくが、周りとのペースが合っていなく、我々は走るシケインになっている。これでは円滑な交通の流れに影響が出るので、速度65ノット維持を要求し、承認を得る。すると丁度良い速度で走行するペースメーカーを発見することができ、この車両に車間距離をあけて追従していく。こうしておけば目立たないので、取り締まりの目を幾分かごまかすこともできよう。

 

それにしても今日は寒い日なのだが、陽も高く昇ってきており、さらに宇利トンネルを抜けて静岡県に入るとと空気が変わって、暖かくなった。この現象は、夏では標高を上げていくと良く経験することだが、冬に出会うことは稀である。

 

東名306劵櫂好班婉瓩鯀行するR1-Z氏(左)と管理人(右)

(OLD号車載カメラから)

 

さて、話は変わって、今回4輪での参加であるOLD氏は安全に操作できる車載カメラを用意していたらしく、我々の後ろ撮影していくれていた。普段自分の走行する姿など見ることができないので、これは貴重なものだ。

 

2.現地着

 

こうして三ヶ日I.C.で東名高速を下りて、県道361号線、国道301号線と左手に浜名湖を見ながら南下していく。この県道は、元々「浜名湖レイクサイドウエイ」という名前の有料道路であり、なかなか眺めが良く、適度にうねった良い道だ。それを知ってか、この寒い日でも屋根を外したホンダS2000が元気に走っていた。

 

こうして新居の関所前を通過し、ループ橋を渡って会場の浜名湖競艇場に到着した。時刻が11時ちょっと前になってしまい、既に店じまいを始めている所もある。若干出遅れてしまったようだ。なるほど、営業時間が日の出からとはこういうことか。ひとまず、ざっと見て回ろう。まず軽食が売られている屋台兼主宰者事務所のを通り、芝になっている区画へ向かう。各人はここに店を出している。ただ、形態は様々で、シートを敷いて商品(ガラクタ?)を並べただけのところもあれば、テントを設営して陳列台に商品が並ぶ本格的なものまであった。

 

商品は2輪、4輪に関するものなら何でも良いということで、マニアなものがたくさん売られている。ほとんどゴミとしか思えないような車体、部品、車載工具などもあれば、キチンと整備されている機体や、現行に近いモデルのタンクやワカパイ、いやエキパイもある。その他ちゃんとした工具、キーホルダ、ステッカー、ワッペン、等の小物が充実している店も見られた。中にはこんなものも、

 

これは!

 

これは農家の納屋の壁によく掲げられていた看板だ。いっしょに「由美かおるの蚊取り線香」の看板もでていたっけ。当方の実家は田舎なので、こういうものもちょくちょく見かけたよ。

 

さて、だいたいは個人が出品しているようだが、中には店の出張販売と思われるところもあり、プラグやバッテリーなど規格ものの部品も売られていた。もちろん、値段は安く、概ね50%オフというところだろうか。当方もTDMのプラグを二本で500円で購入した。定価は2倍弱のものなので、随分と得をした気分だ。

 

さらに違う店を見に行くと、昔当方が乗っていたMC15型のVT250Fを売る人も見られた。思わず駆け寄ってじろじろと眺めていると、「エンジンをかけてもいいですよ」と言われたので、遠慮なくエンジンを始動した。おお、この音だよ。アイドリング時はドコドコ、ちょっと回すとフォンと軽い音に変わる。今思うとこのVTはフライホイールのマスがやや大きめに設定されており、低回転はわりあいとトルク感があり、全体にマイルドな吹け上がりだったようだ。その割には、吸気の流速が早まる(エンジン回転が上がる)と閉じている2つ目の吸入口が開くという、「可変吸気ダクト」を備えており、当時の自主規制値に近い43馬力を発生していた。最高速は100ノットぐらいだったと記憶している。中型限定2輪免許を取得したばかりで、総飛行時間は1,000時間程度だった時代がしばし頭の中に甦ってきた。出店者のご厚意に感謝だ。

 

懐かしのMC15型機

 

その隣には「バス」が280万円で売られている。え、メチャクチャ安いじゃん。さっそく車内に入り、運転席に座って感触を確かめる。一方R1-Z氏は車内奥の方に興味があったらしく、「ここで暮らせるよ」とはしゃいでいる。なるほど、ちょっとした家だ。キャンピングカーとして登録できるかもしれない。

 

そして最後は汎用のエンジン展示場だ。これらはかすかに記憶に残るもので、近所の農家の人が水を撒くポンプを接続してしようしていたように思う。小学校の低学年頃だろうか。

 

汎用エンジン展示場

 

なるほど、これらの文化遺産(まだ現役か?)としての価値を見出し、愛好する方々が見えるということか。世の中いろいろな方がお見えですなぁ。それにしても燃料が何か特殊なものを用いていたように思われるが、有鉛ガソリンだったのかな。

 

だいたい1時間程で全体を見て回ることができたのだが、特に買うものが無くとも見ているだけでも楽しいし場所だ。ただ、特定のものが欲しいとなると、それを探すには時間がかかるので、日の出と共に現地入りして、じっくりとそれを探す必要がありそうだ。仮に見つからなくとも、この種のイベントに足繁く通えばいろいろと見つかるかもしれない。そして、そのような特定の部品を探す場合はねじのピッチや穴の位置、全体の寸法なんかもしっかりと調べておくと話がはやいだろう。

 

3.帰路

 

慌ただしかったが、なかなか楽しい時間を過ごすことができた。そして、帰りは元来た道を戻るのだが、昼時なので名物の「浜松餃子」を食べることにする。R1-Z氏が往路でちょうど、「五味八珍」というチェーン店を発見していたので、入店する。

 

味噌ラーメンと餃子のセット 890円也

 

大きな餃子が12個もついたボリュームのある定食であったが、餃子はキャベツ主体のあっさりしたものであったので案外とすんなり腹に収まっていった。餃子というと白菜やニラが主な具となるが、キャベツとは意外だ。

 

時刻は14時と、そろそろ帰路に就かないと日が暮れてしまう。遠くに富士山を見つつ、国道301号線で「ハマイン」で有名な浜名湖自動車学校を通過し、愛知との県境を宇利峠で越えていく。ここのところあまりワインディングを走っていないので思わずアクセルを開けてしまいそうになるが、路面温度も低く、また4輪のOLD氏を従えていくのでここはこらえていく。

 

V-MAX梅澤氏宅の近所を通り、恒例の301号線で豊田市に抜ける飛行計画を立てていたのだが、なんとこの秋の大雨で法面が崩落して通行止めの箇所があることが八角部屋。ここはめったに通行止めになることはないので、「やられた」という感じであったが、迂回路の看板に従ってルート変更をかける。

 

まずは国道151号線でheadingを050でとり、設楽町方面へ向かう。そして、長篠から国道257号線へスイッチし、針路は340、さらに県道436号線、435号線を追いかけていく。この区間は1.5車線の低速コーナーが延々と続くワインディング路で、ちょうど良い技量維持訓練ができた。何より、冬場の貴重な屈曲路走行なので、非常に楽しい。

 

また、後方では4輪参加のOLD氏が神業的に我々の後ろ姿を撮影していた。前述のように、普段自分の後ろ姿を見ることはできないので、大変貴重な映像となった。

 

県道435号線を走行中のR1-Z氏(左)と管理人(右)

 

作手から再び301号線に乗り、走り慣れた高速ワインディングを楽しむ。最初は4輪車の後ろについて走っていたが、中央線が破線になったところで当方がこらえきれず、アクセルをワイドオープンしてしまった。もちろん、それをマチカネタンホイザ、R1-Z氏も狼煙走法で当方を追いかけてくる。久々に聞く氏のマシンの甲高い排気音にこちらも負けじ、とTDMの重低音を響かせて逃げの体勢をつくる。しかし、直線では距離を開けることができても、コーナーではピタリとつけられて今にもインを差されそうな状況だ。

 

こんなやりとりを繰り返しつつ、道の駅、つくで手作り村で休息とする。因みにここに設置されている温度計によれば、気温は5度とのこと。寒いわけだ。そんなことを考えつつ、待つこと2、3分でOLD号が到着した。ごめん、ついアクセルを開けてしまった。これに対し、OLD氏は、「後方から見ていると、レースを見ているようだ」と感想を述べていた。そんなにかっこいいものでもないんだけど、そう見えるのか。

 

休息後、気をつけて同国道を走行し、W邸前やオオクワ301、洋館前を通過していく。「生みたて生卵子」の看板は完全に撤去されてしまった。残念だ。その後、混雑する豊田市街でR1-Z氏は一足先に戦線離脱し、我々二名は晩飯後に解散となった。

 

それにしても301号線の通行止めには参った。早いところ復旧してもらいたい。そして、「年納めツーリング」をなんとか開催にこぎつけて、もう一度くらいは2011年中に走りたいものだ。

 

本日の走行260

 

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