コルモラーニ 2008 in ぎふ

 

 2008年10月18日

 

ロールズロイス シルバークラウド掘

写っている人物は只の観客

(1966年製)

 

 

1.前置き

 

都合により二輪活動を休止していたR1-Z氏がこの程、2号機を購入し復活に至った。誠に喜ばしいことと思っている管理人であるし、もちろん本人はそれ以上に復活を嬉しく感じていることだろう。ところで、復活したら祝いをすることが世の常である。本来はドーンとかましたいところだが、今回は岐阜市の長良川メモリアルセンターで開かれる「コルモラーニ2008 in ぎふ」へ軽く出かけることとした。このイベントは主にクラシックカーを維持管理している方々がクラブ単位、個々人単位で参加し、パレードや来客者に自慢の愛車を披露するというものだ。管理人はそれほどクラシックカーに興味はないし、あったとしても金が無いので購入はできない。しかし、大学の恩師の「あるものの今を知るには、その過去を知らないといけない」という教えもあり、機会ある毎に旧車も見に行ったりしている。また、まさに恩師の教え通り、最新の車両がなぜ電子制御になったのであろうか、なぜ今のような機構が標準的になったのであろうか、というような根源的な疑問の答えを探すことに役に立っている。もっともそれには各々の機構についての定義や長所、短所をよく知っておくことが前提であることには異論あるまい。

 

話が逸れた。もう一点、このイベントに出かけた理由であるが、それは「ロールズロイス シルバークラウド掘.侫薀ぅ鵐哀好僉次.好檗璽張汽襦璽鵝廚箸いμ堽に長い名前の車両のオーナーを少しだけ知っており、ご挨拶も兼ねていたというわけだ。全然関係ないが、アニメうる星やつらに「スーパーデリシャス遊星ゴールデンスペシャルリザーブゴージャスアフターケアーキッド28号」というキャラがいた。またスリランカの首都は「スリジャワルダナブラコッテ」である。

 

ところで、前述のロールズ車であるが、管理人も良くというか、全く知らない。オーナーから聞いた話では

 

・世界で14台のみ生産された

・1966年製(オーナーの車両はフルレストア済み)

・アルミの叩き出しのボデー(もちろんハンドメイド)

 

ということくらいしか知らない。詳細は後で調べることとしよう。

 

2.久々にR1-Z氏と共に

 

 いつもの場所に8:30に集合し、北へ針路をとる。途中喫茶店などでウダウダしつつ現地へ向う。とりあえず国道22号から156号へなだれ込み、さらに長良川沿いの道路へ乗り換えていく。途中「デ・トマソパンテーラ」が走行していたので、「デ・トマソパンチーラ」とお決まりの句を言って盛り上がる。「いいですなぁ」。

 

さて、昼頃に到着するも、会場の芝生の広場はガラガラである。どうやらパレードランに出かけているようだ。日陰に入り、氏と2号機について語り合う。ところで、彼の2号機は前オーナーから直接個人売買で購入したものだ。ハンドルとステップ、チャンバーが交換されているが、基本性能はノーマルと言っても差し支えないものだ。本人が気に入っていることはもちろんだが、管理人から見ても程度の良い機体だ。エンジン音が1号機よりも静かであるし、吹け上がりも軽いように見える。また、実測燃費も15km/Lと1号機を大幅に上回るそうであると追記しておこう。

 

 

R1-Z氏2号機

 

会場をブラブラとしていろいろと写真をとりました。以下に掲載。

 

  

デ・トマソ パンチーラテーラ 

 

  

                                                      フェラーリー エンッオ               メルセデス 300SL  (1956年製)

 

 

       

                                                 グループA セリカGT-4 WRC参戦車(1993年)     このホイールはR1-Z氏のCIVICも採用しております。

 

 

ランボルギーニ 三浦 ミウラ

 

 この他にもフュラーリテスタオッサンドナイシテマンネンフェラーリ テスタロッサ(512TR)、F-40、328、ディーノ246、ロータス エスプリ、ヨーロッパ、などなどの新旧スーパーカーを間近で見ることができた。

ところで、メルセデスの300SLのエンジンは燃料噴射装置を採用している。しかも気筒内直噴だ。これにはちょっと面白い話がある。1990年代に日本のM菱自動車がGDIなるエンジンを「世界初気筒内直噴ガソリンエンジン」と売り出したところダイムラーから「おれっちはもう50年近く前に採用しているぞ」とクレームがきたらしい。オソマツ。

 

3.シルバークラウド氏

 

そうこうしているとシルバークラウド氏が戻ってこられて、規定の場所に車両を駐車しておりました。早速ご挨拶に行くと、「お、どこかでお会いしましたね」と初老のイカしたオーナーが登場。我々を覚えていただいていたようだ。CAR MAGAZINEなる雑誌に愛車が掲載されたこと、フルレストアの際に窓枠やライトも飾りも再メッキしたことなどを話していただいた。再メッキなんかは下地をよほど丁寧に、手間暇かけないと仕上がりが悪いのでよほどお金をかけたそうだ。さらにボデーは全塗装しているのだが、外板はアルミの叩き出しらしいので細かな凸凹があるそうだ。それをパテ埋めしてラインを出しているからその手間、は想像もつかない。なんて話していると、オーナー大喜びでした。

 

また、新たにシトロエンを購入されたそうで、現在整備中とのこと。管理人は2CVですかと知ったかぶって質問したらその前の「トラクション アバン(11CV)」という車両で1956年製だそうだ。写真を見せていただいたところ、2CVよりも2回りくらい大きな車両のようであった。ただ背が高いのは同じである。これはフランスでは日本で言うところの「ハレ」の日に背の高い帽子をかぶる習慣があり、帽子をかぶったまま乗車できるようにしてあるそうだ。シトロエンは生活に根ざしたという概念が根底にあるようだ。

 

シルバー氏は本当は2輪車が欲しかったらしいのだが、奥方からきつく止められて「4輪にしなさい」と言われたそうだ。次元がちがいますな。我々ならば、「そんな金どこにあるの」と返ってきそうだ。ところで、件のシルバークラウドは「晴れの日」は必ず片道30分程度の通勤に使用するそうだ。「乗ることが最良のメンテナンス」という管理人の考え(元は請け売り)と通ずるものがあるので、大いに会話が盛り上がったことは言うまでもない。ところで、雨の日はどうするのだろうか。このほかにももう一台ロールズロイスの「コーニッシュ」というオープンカー、メルセデスも所有されているそうなので、後者を使用されているのであろう。

 

この間にもたくさんの方が車両も見にきており、我々に質問をされる方もみえた。ところで、管理人はロールスロイスというと「航空機の3軸ターボファンエンジン」の方が馴染みが深い。日本の航空会社では現在のところ、純粋なこの会社のエンジンを使用している機種は存在していない。かつてはロッキードトライスターがRB211という型を使用していた。また、V2525というRR、PW、GE、IHIが共同開発したエンジンならば日本航空(JEX)のMD90が採用している。そして来年就航予定の全日本空輸のボーイング787-8はTRENT1000というロールスロイスのエンジンを採用することが決定していると追記しておこう。

 

   

                                                   シルバークラウドのエンブレム           B-747型機(ジャンボ)のエンジンのエンブレム

 

尚、ジャンボの写真はBAのサイトから借用しております。

 

このように楽しい時間を過ごすことができた。また、来週は走りメインのツーリングも氏と出かけることとなっているので楽しみにしている。

 

以上、イベント報告でした。

 

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