お千代保稲荷へお参り

 

2009年2月1日

 

お千代保稲荷東口大鳥居

 

0.お参り

 

二月になり、最初のツーリングへ本日出かけた。場所は岐阜県海津市のお千代保稲荷だ。こちらへはここ数年、毎年お参りをしている。というのも管理人のマシンを購入した店のつながりで、毎年お誘いがかかるからである。ところで、お稲荷さんといえば商売の神様であるが、管理人はタダの会社員であるからあまり関係ないように思われる方もおられよう。確かに。しかし、ツーリング仲間のお誘いであるし、お稲荷さん周辺には出店がたくさんある。特に有名なものは「串かつ」であろう。なぜ串カツか、理由は知らない。仲間と走行し、串カツを食べつつ語らう、なんとも楽しいではないか。こう言うとお稲荷さんに申し訳ないが、どちらかというとそういう縁を大事にしているお参りである。縁をとりもつことは別の神様が執り行っているだろうが、お稲荷さんが全くそういう役目がないとは定義されていないはずだ。そういう縁をつくって頂いているお稲荷さんにはもちろん感謝している。信仰は、要するに心の持ちようと言えよう。お稲荷さん、本日の縁を取り持っていただき、ありがとうございます。

 

1.集合〜現地へ

 

まずは今日の天気であるが、快晴で風は330から18ノットというところであろうか。風は強いが、先週のような寒さはない。日差しはやや暖かさを感ずるくらいだ。すこしずつではあるが、春に向かっているというところであろう。さて、まずはいつものようにR1-Z氏と合流する。今日は朝飯を一緒に食べるために食堂集合とした。

 

R1-Z氏登場

 

氏のマシンはもともと黄色であったが、先回のツーリングから1号機の外装に換え、2/3パールホワイトとなった。氏としてもこちらの方がお気に入りのようである。さて、朝飯を食いつつ、クラブの合流場所へのフライトプランを立てる。なんのことはない、国道41号沿いの遊戯施設なので特に注意することもなかろう。40分ほどゆっくりしてから出発。

 

遊戯施設でメンバーと合流してからは、我々は乗客同然に後からついていくのみだ。かといって、先導にすべてを任せているわけでもない。一応地図で目的地は確認してあるし、機首の向きは常に把握している。本日のルートは小牧、江南、一宮市内を抜けて、県道129号、130号からマカイ大橋を渡る。このマカイ大橋であるが、正確には馬飼大橋である。魔界ではありません、悪しからず。

 

2.到着

 

そこからは細い道を抜けて現地着。バイクを駐車してから、歩いて出店街を抜けて、お稲荷さんの入り口へ。ここでは手を洗って清めることはもちろん、30円でアゲとろうそくを購入。これをお供えするというわけだ。

 

アゲ

 

このアゲはなぜかワラにさしてある。因みにろうそくは上の写真のやぐらみたいな所にお供えする。また、このアゲは別の場所で、さい銭みたいにしてお供えし、願い事を念ずる。ところで、お稲荷さんの象徴であるキツネは本当にアゲを食べるのであろうか。答えはノーである。キツネは肉食の動物で、豚肉なんかをこのむそうだ。以前テレビで見たことがある。また、全く関係無いが、上げ、布土、河和口、河和の順に停車しますという電車のアナウンスがあった。尚、河和とは航空無線施設の河和VOR/DMEの河和であると追記しておく。

 

この後は出店で串カツを食す為に出店街へ戻る。こちらはすごい賑わいで、歩くことも大変だ。屋台にはチョコバナナ、漬物、衣料、ふ菓子などがあり、見ているだけでも楽しむことができる。このふ菓子が圧巻で、長さ1m位はあると思われる。また、漬物には「丸ごとの立派なナス」を漬けたものが販売されているではないか。立派なナスと言えば鳴門時代にバーベキューをしたことを思い出す。うら若きブリジストン先輩(女性)が「このナス立派過ぎー」とはしゃぎながら洗っていたことを思い出さずにはいられない。

 

さて、串カツであるが、人間性善説を絵に描いたような店で食した。どういうことかというと、通例の商習慣からいくと5本なら5本と注文し、代金を支払ってから商品を受け取るということになる。しかし、ここでは揚げナベ上の網にある串カツを勝手取り、食べたいだけ食べて、最後に串を店員見せて、5本だから400円ということで代金を支払うのである。またさらに驚いたことは、大きなバットにソースが並々と注いであり、そこに串カツを浸して食べるというその様式だ。これがなかなか旨い。揚げたてのカツにたっぷりとソースを染み込ませてガブリエル・タルクィーニ。

 

串カツ屋の様子

(手前にソースが見える)

 

串カツの後は自由に行動となったので、R1-Z氏と共に陽だまりにて肉まんをほお張り、他のメンバーと取り留めの無い話で盛り上がる。その際、なまず料理の店という看板とハリボテに気がついた。なまず料理って旨いのか??一度食べてみたい。

 

なまず料理稲金さん

(ヒナキンではないぞ)

3.帰還

 

この後は行きのように先導にくっついて走行していく。途中で稲沢市のカフェレストすてーきていさんに寄り、お茶をして談笑。メニューには豊富な定食類がお値打ちに掲載されていた。また機会あれば、食事もしてみようかな。

 

この後は自由解散となり、R1-Z氏と2輪店などを検索して楽しんだ。

 

本日の走行 100km

 

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