2015年 年初恒例ツーリング

〜大あさりを食べよう〜

 

2015年1月11日

 

伊良湖にて

寒さに凍えるメンバー達

(左から:ZX14氏、カタナ氏、ニンジャ氏)

 

0.新年あけまして

 

2015年が始まった。今年も「オートバイの壺」をよろしくお願いします。それにしても、ついこの間「ミレニアム」とか騒いでいたと思ったら、すでに15年も経過しているじゃあありませんか。光陰矢の如しと言うが、40歳も過ぎると身に染みて感じるようになる。

 

さて、ここで話題を逸れて、2000年代と1900年代を並列にしてその出来事を比べてみよう。当方の父方の祖父が生まれたのが1900年、ライト兄弟が初めて動力付きの飛行機で空を飛んだのは1903年、日露戦争の勃発とパナマ運河の工事開始が1904年、1905年には伊藤博文が「初代韓国総督監」になっている。

 

さらに、1910年には、2回前のハレー彗星近日点通過、英国が南アフリカ連邦を発足させている。1913年には母方の祖母が生まれ、翌1914年には第一次世界大戦が勃発している。この時、既に飛行機が空から爆弾を落とすようになっていたらしい。

 

改めて検証してみると、1900年代の最初の15年って激動じゃあないですか。特に飛行機などの輸送機械の発達は長足の進歩を遂げているようだ。因みに自動車の速度記録で見ると、1899年に時速100/h、1909年に200/hを超えているようだ。

 

一方2000年代だが、2001年に初の自前調達の4輪機材である、ホンダGD1型(フィット)を購入、2002年に離婚、2003年にTDM850をぶっ壊してしまい、TDM900を購入。2005年にヒロシがブレイク、2006年に北海道ツーリングに復帰、2011年には運転免許の実質フルビット化に成功。2012年、スポーツインストラクターになり、4輪機材の更新を行った。2014年には厄年となり、TDMで背後から当てられてフェンダーがモゲる。また、当方と性格がよく似たおじさんが死去し、何年か前から公言している、「TDM10万キロ達成」が未達に終わる。

 

ショボイ15年だ。

 

1.集合

 

さて、通例は春に行う年初のWRTツーリングであるが、2015年は1月11日、成人の日の前日に開催することになった。話は早速逸れるが、管理人の従兄の娘、ジムで仲良くしてくれるバイトちゃんが成人式を迎えた。特に前者は生まれた時から知っているし、小さい頃は本当によく懐いてくれたものだ。元嫁がそれに嫉妬ことも、今は懐かしく思い出される。大きくなったなぁ、おめでとうである。

 

また、この年初の大あさりを食べに行くツーリングであるが、いつもは管理人がソロで行っている。しかし、最近本ページを覗いてくださる会社の先輩カタナ氏から、「一度行ってみたい」との要望があった。さらに、昨年秋に再会した中学の同級生であるZX14氏も「走りに行きたい」ということなので、今回は少人数のマスツーリングで出かけることにした。

 

尚、W氏にもご参加をお願いしたが、体調不良並びに業務多忙ということで今回はお休みである。次回は是非お願いします。

 

こうして、国道23号線にある豊明I.C.付近のコンビニに、8時30分集合する。この時期の8時台なんて、下手したら氷点下を少し上回った程度の気温にしかならいが、如何せん太陽の出ている時間が短すぎるので、止むを得ない。いや、当方はまだ良い方で、先輩は集合場所からは40km程度離れたところにある自宅からの走行だ。7時台の走行なので、さぞかし寒かったことでしょう。

 

このツーリングでは不肖管理人が機長を務めているので、10分程度前に集合場所に到着して状況把握等の業務を行う。天気はとても良いのだが、やけに寒い。しかし、今日は正月に新調した最新モデルのヒートテックを装備し、ゴアテックスの手袋、防水・防寒のシューズを装備しているので、耐えられないことはない。いや、この歳になると、このくらいの重装備でないとツーリングは成り立たないということだよ、ヤマトの諸君。

 

しばらくして、国道23号線をランデブーしていたと思われる、カタナ氏、ZX14氏が同時にやって来た。そしてもう一人の参加者、同じ管理人の同級生であるニンジャ氏も一緒にやって来た。ZX14氏とは先月以来だが、ニンジャ氏に至っては25年振りの再会だ。もっとも、ニンジャ氏は中学時代にはあまり接点はなかったので、実質初対面と言ってもよいだろう。

 

このニンジャ氏であるが、つい最近まではKH250に乗っていたそうだが、ZX14氏が「そそのかした」ことにより大型自動2輪免許を取得した上に、ほぼノーマル車のGPZ900ニンジャ(A12)国内仕様を購入したということだ。最近はあまり見なくなったが、管理人が中型限定解除に成功した1994年当時、大型バイクは何割かがニンジャだったように思われた。因みに当方はGPX750R(これもニンジャだよ)に乗っていたんだぜ。また、限定解除に向けて練習している時も、「ニンジャに乗りたいから限定解除を決意した」というライダーもよく見かけたものだ。

 

ノーマル車を見つけるには苦労したというニンジャ氏だが、まったくその通りだろう。たまに珍しいなと見かけるものと言えば、サブフレームやらバーハンドルやら、キャブレターやら、ゴテゴテになって「修理はできない」というものばかりですから。

 

集合場所にて

(後方に見える高架は国道23号線)

 

2.出発

 

ゆっくりと話して交流を深めたいが、前述のように陽が短いので早目に出発する。ところで、今年は1月3日に初乗りをしていて、累積走行距離が「96,200辧廚杷が明けた。累積100,000劼泙任六弔3,800劼世ら、第2四半期には大台を超えることができるだろう。これには管理人がバイクを壊さないこと、このことのみ気を付けていれば問題はない。

 

まずは国道23号線知立バイパスに乗り、機首を150°に向けて進んでいく。今日履いてきた新型のヒートテックはなかなか良い仕事をしており、今のところ寒さは感じない。また、天気が非常に良く、陽も差しているので、前途は明るい。この先、愛知県東南部に入ればさらに気温が上がり、暖かくなることも期待できよう。

 

4台が連なって、38ノットを維持して進んでいく。道路は混んではいないものの、走行車線を制限速度以下で走るような車両も見受けられたので、追い越し車線をベースにしていく。機長としていは最後尾の車両まで、編隊が乱れないようにしなくてはいけないので、車線変更などはできるだけ減らしたいところだ。

 

岡崎バイパス・蒲郡バイパスと順調に繋いで、県道70号線のオレンジロードで終点を迎えた。現在のところこの先は工事中であり、2017年度末までには全線が開通し、国道1号線の潮見坂へ抜けられるようになる。管理人は結構前からこれを期待しているのだが、2017年度末ってあと丸々2年以上あるのかぁ。先は長いですなぁ。

 

国道23号線を降りた後、国道473号線で蒲郡市街地を南下し、さらに国道247に乗り換えて針路を090に変更する。この辺りは別にどうということはないのだが、時々道端アンジェリカでみかんを売っている。一度購入したことがあるのだが、不揃いながらも蒲郡みかんのブランドだ。十分においしかったと記憶している。ああ、ジェンソン・バトン、離婚して慰謝料を取られないように気をつけて?

 

国道247号線は旧道の国道23号線と合流し、ラグーナ蒲郡前を通過する。出発から1時間近くなってきたので、そろそろトイレ休憩としたい。ところが、そういう時に限ってなかなかコンビニがないんだよ。反対車線にあるものを何軒か見送った後、ちょっと古ぼけているデイリーストアを発見、駐車場に滑り込む。

 

膀胱がフルタンクに近くなっていたので、迷わずトイレに向かう。やれやれ、冬はどうしても近くなるので小まめに休息を入れる必要があるな。そう思ってトイレから出ると、カタナ氏もかなりヤバかったようで、当方が出てくるのを心待ちにしていたようだ。

 

この後、表に出て皆と談笑するが、この時になって「この店の選択は失敗だった」と気が付いた。駐車場は店舗の建物の西側で日陰だし、しかも北西方向からの季節風がまともに吹いてくる。寒いので、店舗の日陰が途切れる所まで行って休息するが、実はこの店舗西側の道路に近い所が車を止めるスペースのようだ。ますますもって失敗だった。

 

2.渥美半島を目指せ

 

だいたい落ち着いたので、走行を再開する。海沿いの国道247号線と23号線の重複区間を、お決まりの編隊走行の規定速度である38ノットで車輪を進める。なぜ規定速度なのか、当方にとって都合が良いからである。最後尾まで見渡す余裕があり、かつ取締りがあればすぐに速度調整もできる。また、車線変更などを行う際に全員が問題なく移動可能だからだ。

 

こうして前芝地区から国道23号線の豊橋バイパスに乗り、豊川を渡る。さすがに海を渡ってくる風は強く、また視覚的に水の上を吹いてくる風なので、すごく冷たく感じる。実際のところ、気温も8℃ぐらいと推測された。そうは言うものの、冬のツーリングとはこんなものだ。まあ、物理的な問題から言えば、雪や雨さえ降らなければツーリングは可能テンメイだ。しかし、厄年が明けた当方の年齢、もう若いとは言えないので、寒さに弱くなったということだろう。

 

いやいや、何とか太陽も顔を出しているので、気を取り直して豊橋港I.C.で豊橋バイパスを離れ、県道2号線にスイッチする。ここでは海上橋を渡るのだが、風が吹いていることはもちろん、見た目までもが寒い。砂浜の海を見るならばまだしも、工場地帯の海はとても寒々しい。

 

ただ、左前方には最初の目的地である蔵王山が見えているし、現在航行中の県道2号線は、この先もう一度海上橋となっている。因みにこの海上橋からは、外車の輸入陸揚げ港が見える。豊橋港は輸入車の陸揚げ基地になっているのだよ、ヤマトの諸君。

 

緑が浜交差点で左折し、ドンツキのTの字で県道28号線、さらに吉胡台を通り抜けて県道399号線で蔵王山頂上向けて走り出す。ここはヘアピンカーブを始め、いくつかのコーナーが配されている。冬には貴重なワインディングなのだが、残念ながら半分も行かない所で4輪車に詰まってしまった。

 

こうしてゆっくりと走って頂上に到着するのだが、工事しているので駐車場の収容台数が制限されている。どうしようかと迷ったが、4台なら端の方に寄せて駐車するかと、なるべく邪魔にならない所にマシンを止めた。

 

この時間になると陽が高くなってきているのだが、あまり暖かさを感じない。寒さに震えて展望台に入り階段を上っていくと、段々と温度が上がってくる。おそらく、暖かい空気が階上に溜まっているのだろう。やけにホカホカしているし、おまけに最上階はガラス張りになっているので、陽も当たってかなり快適である。

 

蔵王山展望台にて

(窓の外には風車も見えます)

 

当方含め、カタナ氏、ニンジャ氏、ZX14氏、全てのメンバーが「ここから出たくない」という気持ちになっていたことだろう。少々まったりして、床面に貼り付けてある地図で現在位置の確認、「焼き大あさり定食」を食べる恋路ヶ浜がどのくらいの距離かを確かめる。表示によれば20kmちょっとなので、うまくいけば30分程度で到着できるだろう。

 

3.空腹を埋めよう

 

カタナ氏始め、皆腹が減ったので重い腰を上げて展望台を降りていく。それにしても今日の寒さよ、陽は出ているが風がとても冷たい。最近は冬が寒くなっている、と思うのは気のせいだろうか。ある説によると、これもひとつの地球温暖化現象の現われであるようだ。つまり、北極に暖気が入り込んで、寒気を圏内に閉じ込めておくことができず、南下させてしまっているというものだ。事実、北極圏の氷の量は徐々に現象しているらしい。

 

いずれにしても、寒さはバイク乗りの天敵である。マシンに戻り、すっかり冷え切ったエンジンを始動して暖める。ところで、当方のマシンは今世紀に入って購入したものなので、コンピュータ制御の燃料噴射装置が搭載されている。それ故に、暖機の手順は自動化されているので水温計を監視するのみだが、特に空冷のW3とカタナはちょっと手間をとっているようだ。W3については、キック始動のみということだから、驚きだ。あと、ニンジャについては、キャブレターボデーに冷却水が循環しているので、問題は無い様だった。

 

アイドリングが安定したところで、蔵王山を下っていく。県道28号線から2号線へ繋ぐ予定だが、どこかで道を間違えたようだ。目の前が行き止まりになっている。仕方ないので、申し訳ないと思いつつUターンをする。いつぞやみたいに転びながら、「何でこんな所で曲がるだァ〜(怒)」とか言う人達ではなくてよかった。詳細は2009年頃のレポートを参照願おう。

 

全員が無事に方向転換し、県道2号線に乗って寒風吹きすさぶ海べりを走行していく。遠くに見えるは蒲郡の市街地か、そう思っていたら馬草口で国道259号線に合流した。このまま機首を270°に保ち、37ノットで伊良湖を目指す。残りは15km程度、もう少しで暖かい飯を食えるぞ。

 

伊良湖岬の手前にある、ホテル・旅館群を通り抜け、突端手前の伊良湖岬港入口交差点を左折、坂を上りながら伊良湖ビューホテル前を通過する。そして、よく見かける恋路ヶ浜の写真と同じ景色を眼下に見て、管理人がいつも利用する「日出丸(ひいまる)」に到着した。

 

幸い駐車場は空いているので、店舗の前にマシンを止めておく。そして、すっかりと冷え切った体で店内になだれ込み、座敷を2マス占拠した。冬は上着を置いておくスペースが欲しいし、お客も少なかったので、これでちょうど良い。この後、混み合ってきたら詰めればよいことだ。

 

さて、何を食べるかだが、ここでは当然のように、全員が「焼き大アサリ定食、1,100円」を注文した。今回はこれを食べる目的で、にここまでやって来たのだからね。因みに、いつぞや管理人がソロで来た時に、「特大あさり定食」と言ってしまったことがある。寒さで思考が固まっていたのか、「焼」の字が特に見えたのか、よくわからない。いわゆる、勘違いというやつだろう。

 

熱いお茶を飲みながら、我々同級生3人は中学関連話題で盛り上がる。水泳部や野球部、サッカー部などよく動く部の部員が多いクラスでは給食が足りなくなったとか、ケンサクは既に「沈められている」という噂もあるとか、ヤクザの息子のあいつは、在日韓国人だったと授業中にカミングアウトしたとか、あれから25年も過ぎているのだから色々ありますわなぁ。

 

おっと、先輩をひとりにしてはいけないと、サッカー部だったニンジャ氏がカタナの話題にもっていく。ナイスですねぇ。さて、カタナというと最初に国内販売されたのは750の変なハンドルのやつで、きちんとした1100は逆車で値段が高かったそうだ。その後円高で少しは入ってくるようになり、さらに再販もあったのでかなり手に入りやすくなったそうだ。先輩の機体はこの頃に購入したもので、いわゆるファイナルではない。

 

そしてこの機体は、当方が若かりし頃に働いていたバイク屋、「元計画」の手が入っている。ブレーキキャリパーをマウントするアルミブラケットに、その店のマークが刻印されている。俺もこの刻印を、油圧プレスで押したことがあるよ。

 

管理人が1999年に少しだけ在籍したその店は、ニンジャやカタナのチューニングでひと財産築いていたことがあり、当方が刻印を押していた時もその名残のお客も見かけた。また、その頃に中心的に働いていた従業員から、当方は教えをいただいたこともあったのだよ。当時は下火になったとは言え、バイク業界が今よりはずっと元気だったようだ。

 

そんなマニアな話題をサカナにして談笑していると、大アサリが運ばれてきた。待ってましたとばかりに、寒さと空腹に耐えてきたメンバーは黙々と食べ始めた。それにしてもこれで1,100円って、安くはないけど、結構お値打ちだと思うのだが、いかがだろうか。

 

焼き大あさり定食

 

4つの大あさりからなるメインディッシュ、汁の他に小鉢が2つ、漬物とデザートまで付いているのだ。もちろん、あさりは醤油をかけて焼いてあるので、その出汁と混ざり合って何とも言えない良い味となっている。味噌汁も具だくさんで旨い。いやぁ、毎年ここに来ているが、今年は特に旨く感じるのは気のせいだろうか。

 

また、ZX14氏は現在新マシンを導入予定だが、候補を絞り切れていないようだ。先日ヤマハからMT-09 TRACERの記者発表があったので、ホンダからはVFR800X、スズキからはV-STROM、カワサキからはドクロベエ様こと、VERSIS、4メーカ-がこのジャンルでそろい踏みになった。しかし、W氏は「どれも薄味なので、W3のような機械的な訴えに欠ける」という発言をしている。当方がホンダのTRANSALP700を推薦してみたが、それとて「薄味」なことに変わりはないだろう。今までにそれなりの車歴を重ねてきた4名だが、750嫣宛紊稜啜の未如¬のあるマシン、候補は出尽くしてしまった。

 

そこでZX14氏から、「管理人にW3を乗ってもらって、それに近いマシンを挙げてもらおう」という提案がなされた。おう、それほど知りもしないが、W3には乗ってみたい。候補が出るかどうかはわからないが、W3を楽しまさせてもらおうではないか。因みに当方は、以前にW氏のW650改に試乗したことがある。その時の印象だが、「でかいカブのように盛り上がりがない、反面疲れもない」というものだった。言ってみりゃ「薄味」だったということである。新旧のWを比較するのも面白そうだ。

 

腹も膨れて十分に暖まったことだし、お客も増えてきたので店を出る。目の前には海岸線が広がるので、皆で記念撮影をする。最近はW氏と2名、ゲストを合わせて3名程度のツーリングが続いているので、4名集まるとたくさんのような気がする。もっとも、これぐらいが小回りがきくし、信号待ちや車線変更も無理無く行えるので、一番良い人数と言えよう。ハーレーなどの軍団で何十人もで走行しているところをよく見かけるが、あれでは絶対に何か問題があると思われる。

 

伊良湖で全員集合

 

今日はこの間購入したニューカメラ(NICON COOLPIX L30)と、セットになっていたミニ三脚を持参しているので、全員の集合写真を撮影した。当方はいつも登場しているのでどちらでもよいが、皆で一緒に一枚に収まるのは記念になって良いと思われる。良きにつけ、悪き?につけ、旅の思い出は永遠であるからなぁ。

 

4.内臓タンクとの戦い

 

この時点で時刻は14時を過ぎている。今日の日の入りは17時丁度らしいので、そろそろ帰路に就かねばならない。ここで、ZX14氏のW3と当方のTDMを交換して、乗り比べることになった。まずは目の前の国道42号線を090°で飛び、豊橋方面へ進んでいく。しばらく進むと、伊良湖菜の花まつりのメイン会場が見えてきた。昨日下調べしたところによると、今日開幕して3月31日まで開催の予定だ。まだ期間があるので、もう一回は来られるかな。

 

引き続き国道42号線を走行していくと、所々に菜の花が咲いている箇所がある。ここ渥美半島は比較的温暖な気候で知られているが、今日はやけに寒い。それでもまぶしい程に黄色い花を咲かせる、菜の花の生命力たるやいかに。当方なんて生きていること自体が面倒に思われるのだから、その差は計り知れない。

 

そんなことを思いながら六連交差点で針路を360°に変更し、県道506号線に乗り換えて畑の中を進んでいく。陽が傾いてきたからだろうか、おまけに雲も出てきて気温が下がり始めているようだ。膀胱の方もフルタンクが近づいてきたので、踏切を渡り国道259号線に乗った後、コンビニは無いかと探す。すると、杉山地区にてデイリーストアを発見したので、駐車場に滑り込む。

 

ニンジャ氏もフルタンクだったらしく、当方よりも慌てて店舗に走っていった。歳をとったせいか、はたまた今日の寒さのせいだろうか、近く感じるのは皆同じのようだ。

 

ここで当方は大福の時間だ。最近は少し控えているが、業務中でも「見切り品」の大福やおはぎを購入しては、おやつに食べている。と言うのも、大福他饅頭にはあんこが使われており、タンパク質が豊富に含まれていること、一つだけでも十分に満足できること、何よりも甘いものが好きなこと、がその理由である。食った分は運動で発散すれば済むことだ。そんな感じで和菓子売り場付近をうろついていたら、カタナ氏から「饅頭の時間か」とたずねられたので、「その通りですよ(ヤマトの諸君)」と答えた。

 

大福を食べてお茶を飲みつつ、W3の感想を発表する。まずはフレームの剛性がエンジン出力と絶妙なバランスと保っているということだ。特に鉄パイプの短いスイングアームが、アクセルオン時に大きくたわむのだと思われるが、これが不安どころか実に人間の感性に馴染んでいる。「加速してタイヤが地面を蹴ってますよ」とバイクが訴えているのである。また、道路の凸凹やうねりなど、「スポークホイールとフレームのたわみが混ざり合っていなしている」とバイクが教えてくれるのである。その挙動が実に面白い。

 

これらを考慮した上で、ZX14氏に新しいバイクを提案するということだが・・・。そんなバイクは

 

ない!

 

だってねぇ、最近のバイクのフレームは、たわまないように強度の高い材料を使っている。またそれに合わせて出力の高いエンジン、高性能なタイヤ、懸架装置が装着可能になっているのである。W3のような濃〜い味のバイクはそうそう無いだろう。いや、味の濃いバイクは発売されているのだが、W3のようなまろやかかつ濃いものは無いという意味だ。今までに総飛行時間8,000時間の経歴を持つ管理人であり、それなりに色々なマシンに触れてきたつもりだが、これが限界だ。ZX氏、申し訳ない。W3を大事にしてやってくれ。

 

5.ラストスパート

 

そのZX14氏から給油の要求があったので、蒲郡までにスタンドを見つけることにして走行を再開する。さらに陽が傾いてきた田原市を抜けて、大崎西I.C.から国道23号線豊橋バイパスに乗る。風はますます冷たくなってきており早いところ帰りたいのだが、同バイパスはまだ豊川橋から数匚圓辰晋翊鼎能わっている。仕方ないので一旦旧道に降りて、ラグーナ蒲郡方面へ向けてトロトロと行く。確かこの辺りにシェルのスタンドがあったと思ったが・・・、見えてきたよ。

 

当方は残りがまだ10ポンド程度ありそうなので給油を見送る。また、ZX14氏以外も、帰宅までに必要な飛行持久時間分の燃料を残しているようなので、給油を行う者はいなかった。

 

スタンドを出て、左に分かれる国道23号線の旧道を横目に、国道247号線を進んでいく。沈みゆく夕日眩しい夕日が心細いが、こらえて国道473号線、国道23号線蒲郡バイパスへと繋いでいく。ここまで来れば、国道155号線と立体交差する上重原I.C.まで飛ばしていけるなぁ、と37ノットを維持していく。しかし、例によって例の如く、矢作川を渡るところで渋滞となっているではないか。

 

仕方ないので少しすり抜けしながら進んでいくと、何やらニンジャ氏がこちらにアピールしている。よくよく聞いてみると、トイレに行きたいということだ。おお、ちょうど中原I.C.に差し掛かったところなので、ここでバイパスを降りて右側に見えるセブンイレブンを目指す。そして駐車場に入るや否や、ニンジャ氏は店内に消えていった。御津のスタンドでは尿意は無かったようだが、さらに気温が下がった上に速度を上げて走行したことから振動も影響したようだ。

 

我々も店内に入り、トイレ周辺でウロウロして順番を待つ。年始の夕方ということで、急激に冷えてきた。恐らく5℃程度日も暮れてきたことだし、23号パイパスの渋滞、自宅所在地もバラバラなことを考え、ここで解散ということになった。

 

ZX14氏とニンジャ氏は半田方面へ向かいここで別ルートを採り、カタナ氏と当方はこのまま23号バイパスを行き、豊明I.C.で解散ということになった。さて、当方がその豊明I.C.を降りる際、カタナ氏が向かう方面に雪雲が垂れ込めているのが見えた。大丈夫かと心配したのだが、後日「少々雨に降られた」という報告があった。

 

こうして新メンバーを交えて、楽しい時間を過ごすことができた。そして、また機会がありましたら、よろしくお願いします。次はW氏も是非。

 

本日の走行 240km

 

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