林道 石原河原線 南側の入り口にて
2009年4月29日
歳はとっても体力は維持したい、ということでジム通いも3年目に突入。昨日も石野陽子似のインストラクターにコッテリと絞られて何だかダルイが、天気の良さには敵わない。ひとつ今シーズン初林道へ行ってみよう。尚今回のツーリングは。当ページと相互リンク頂いている「林道浪漫」の管理人kenken氏のリポートを参考にした。ここでお礼を申し上げる。
ところで、今日の目的地は、比較的近くにあるくらがり渓谷である。ここには数本のこれまた比較的長い林道があるようだ。家を出発して国道153号線、301号と乗り換えてややおとなしく走行する。先日KDXの足回りを整備したばかりなので気分が良い。リアサスの動きも幾分滑らかになった（気がする）。さて、この301号線沿いは交通違反の取り締まりがしばしば行われていることで有名だ。しかも今日はG.W.初日であり、既にここまでやって来るまでに白バイも見かけた。気をつけていこう・・・というか、なんか疲れているのでペースを上げることができないので、制限速度プラスアルファの35ノット（60��/h）程度で巡航していく。
W氏の自宅、大給城址、オオクワ301などを通過してドンドンと高度を上げていく。暫くすると、地元の農家の方が運転すると思われるトラックに追いついた。するとトラックが道を譲ってくれたので、黄色の中央線にタイヤを半分くらい乗せて追い越しをかける。ハミ禁なので対向車線にはみ出さないように、逆に言えばはみ出さなければ問題ないと自動車学校で教わったなぁとか思っていると、取り締まりをしてるジャン。
速度も出てないし、はみ出してもいないから大丈夫だよな。え？？路肩に呼び込まれてしまった。すると、年配の警官が「はいこんにちは。速度が出てましたね。え、大丈夫なの？なんだ」とか言いながら向こうへ行ってしまった。なんだはこっちの台詞だよ。ったく。とおもいきや、若い警官が出てきて、「ここはカワサ＠‘＊＊＋＋？？？＿｜？｜ニンジャ＊＊‘‘＋＋｛｛＠＠＠、中央｝｝＊＊‘＊＊転倒〜〜＝＝｜｜\\\\死亡：：：：：」って早口すぎて何言ってるかわかんないぞ。
どうやら中央線もはみ出してもいないし、速度も出ていなかったようなので取締りの対象ではなくなった、いやこの場合は最初から対象ではないのだよ。ヤマトの諸君。憂さ晴らしに上記の若い警官は説教をしたいようだが、前述のように何言ってるか解らない。どうやら追い越しで中央線の石に乗り上げて、転倒、死亡事故になったカワサキのニンジャがいたので気をつけろと言いたいのだと推測された。こちらもイヤミたらしく「じゃあ今回は注意と言うことで。気をつけます」と言い放って走行再開。
そりゃニンジャに限らず、中央線の石に乗れば危ないに決まってますよ。それよりも、ナンダって何だよ。罪の無い？？俺を検挙しようとしておいてそれはおかしいぞ。なんだか腹が立ってきたが、いつもの事なので気にしない、気にしない。
国道301号は危険なので、国道473号に針路変更をして南下。旧の額田町から県道37号で今度は090へ変針し、くらがり渓谷を目指す。ここは今年の正月に岡崎の従兄とドライブに来たから、4ヶ月ぶりだ。さて、ここで前記の林道浪漫主宰者、kenken氏作成の地図を取り出し林道石原河原線の入り口を探す。最後に解るのだが、入り口はくらがり渓谷の駐車場すぐ脇であった。しかし当方は2、3�卆召惺圓辰討�ら「ここかな」と思われる細い道へ進入した。するとダートが現れたので喜んでいたが、数百メートルで集落へ出てきてしまった。どうやら間違えたようだが、こうなったら先に県道334号を針路180で走行して林道古貝津線を走行、その後石原線に乗るように作戦変更だ。
古貝津線の入り口は集落の中心と思われる交差点で県道を左折、更に細い道を右折したところにある。さすがはkenken氏の地図だ。よくできている。ドンピシャでダートが現れた。
ちょっと疲れたので、ここで持参したパンを食べて休息する。ここまでにすでに80�卍�走行していた。ところで、相棒のKDX125SRは2ストエンジンのバリバリモトクロッサーなので、パワーもあるしサスペンションもたっぷりとストロークがある。管理人の腕ではまったく持て余しているが、如何せん細かい振動が容赦なく襲ってくるので、ケツが痛くなり、非常に疲れる。ケツについては、射撃の的パンツ
のおかげでかなり助けられている。しかし、疲労感についてはなんともならない。こちらが体力をつけるのみだ。そのためにジムに行っているのである。
林道古貝津線にて
飯を食べてホトトギスの鳴き声にしばし耳を傾けつつ力を抜いておこう。余計な力は無駄に体力を使うばかりか操縦の正確性をも狂わせるからなぁ。そう思って走行を開始する。おおっと、結構この林道は荒れ気味で、掌大の岩がゴロゴロ。しかも縦溝が多数ありですよ。速度を落として余裕を持ちながら走行ラインを見極めていく。しかし、２�卍�でダート終了。ええ、本当は5�劼離澄璽箸任△辰燭里�80％舗装済みとは。まあ、林業を生業としている方々にとってはこの方が楽だもんね。ところでこの舗装はまだ新しかったので、昨年ならまだダートを楽しむことができただろう。残念。
古貝津線を抜けると三叉へ出てきた。目指すは針路は050だから左折だな。するとまた三叉路に出てきた。地図通りである。これをまた左折すると、林道助沢線の入り口発見。早速進入していく。
この林道は2�匱紊嚢圓�止まりとの情報が記載してあるが、何か変化があるかもしれないと敢えて走行することとした。こちらも結構荒れてるよ。しかも勾配がなかなか急なので、ちょっと開けすぎるとすぐに進まなくなってしまうよ。慎重にいかなくてはね。
1�劼�らい登ると勾配は緩くなってくるが、これまた地図に記載されているように廃道チックにな雰囲気となってくる。っと、焚き火の跡があるので幕営した方がみえるようだな。ん？動物の頭蓋骨か？臼歯が発達している細長い骨なので鹿かな。多分右手の崖から落っこちて死亡したのだろうな。合掌。その骨から程なく行くと終了。
林道助沢線の行き止まりにて
助沢線は行き止まりであったので下山、今度は石原河原線を目指す。今日のメインはどうやらここになりそうだ。前述の地図によると採掘中であるが、完抜の期待大と記してある。それを期待して入り口へ。ここには本リポートの冒頭の写真のように、大きな看板が掲げてあるのでいよいよ完抜は間違いないだろうと期待して進入開始。しかし、最初の2�卍�はきれいに舗装されているので、完抜はしたが舗装も完了してしまったのだろうか、とがっかりしかけたその時、ダートが始まった。ヌォー、これまた大き目の石がゴロゴロしていてなかなかの荒れようですなぁ。それでも、これで今日は3本目なので程よく未舗装路の感覚には慣れてきた。時折パワースライドを利用してみたりして、スタンディングスタイルで登坂を続けていく。
途中勾配が無くなった地点で停止。林道って静かだね。記念に1枚。
勾配が緩やかになった地点にて
さらに奥へ行くと峠になり、細かい砂利の新しい路面になった。どうやらここで完抜した模様だ。ここからは気分を良くして下っていく。途中展望も開ける場所もあったりして良いぞ。
地図によると、作業道と分岐しているようだが、その前に舗装路になってしまったよ。件の作業路はすっごい急勾配で、かつでかい岩で荒れ放題だったと補記しておこう。また、ボーイスカウトの集団ともすれ違った。
そうこうしていると、再びダートになり、また舗装路になって三叉路へ飛び出した。どうやらこれを右へ行くとくらがり渓谷の入り口のようだ。
林道終点にて
この後、くらがり渓谷側の入り口へ出てきたわけだが、なんのことはない。前述のように駐車場のすぐ脇が入り口であった。それにしてもOFFは走ることも、リポートすることも難しい。現に何度かコントロールを失い怖い思いをした。そのうちの1つにコブに乗ってしまい、滑ってあわや転落かということもあった。ホントに気をつけないと。
最後に、本稿を作成するにあたり、林道浪漫のページに全く頼りましたと報告し、主宰者のkenken氏に多大なる感謝の意を表して終了とします。ありがとうございました。
本日の走行 180��