恵那市&中津川市にまたがる大林道郡調査 

その1

 

2008/04/05

 

 

 

今回調査した林道のメイン部(都合上左が北です)

 

0.やっと林道行けました

 

管理人も先月35歳になってしまった。昨年から2輪にはできるだけ長く乗り続けていきたいので、スポーツジムに通い体力増強を図っている。もっとも、筋トレなどはあまりやらずに、エアロビクス、マラソンの有酸素運動に重点を置いている。その甲斐あってか、林道のスタンディング姿勢維持もかなり楽になった。よしよし、思惑通りだと思っていたら、2月半ばから一ヶ月位風邪をこじらせてしまった。さらに、先週の伊那ソースカツ丼ツーリング後、またもや扁桃腺炎にかかって、今週もえらい目にあった。体脂肪率が12%台とかなり低いので、風邪をひきやすくなってしまったのであろうか。それとも年齢には努力も通用しないのか。

もっとも、今回は薬の効きが非常に良く、週末までにはほぼ完治したわけでして、この調査が決行できた。

ともかく、新年からあまり2輪に乗れていないので、今シーズンはガンガンといき、挽回を図りたい。

 

1. まずは最北の入り口目指して

 

上記のように風邪をひいていたので、ちょっと暖かくなるまで待って午前10時出発。自宅から国道419号に乗り、コマイヌまで北上。さて、突然ですが、こんなところでクイズ!!

 

問:シーサーはどれでしょう(問題は同僚から頂きました。感謝)

 

    

                                                         ´◆           ´

 

答えは、です。どれも良く似ています。,録靉欧旅犬、△呂澗乎離轡鵐ポールのマーライオン、がシーサーです。

 

話が大きく逸れた。その後、県道20号、33号と乗り換え、国道363号で中津川市の恵那山登山道へ進入する。この363号はかなり狭い道で、国道とは思えないが、中津川側から拡張工事が始まっており、いずれは多少良い道になる模様。

 

2.恵那山林道へ

 

国道363号で森から視界が開けた。真正面には山頂に雪をかぶっている恵那山が見える。

 

 

 

こんな感じです。

この後、恵那山林道入り口へ向う。事前調査によると、数年前に崩落してから通行止めになっているらしい。とりあえず向ってみよう。

国道を右に曲がる場所は、

 

 

 

ここである。恵那神社の看板が目印で、橋の向うをさらに右に曲がり奥を目指す。ワクワクしてくるじゃあありませんか。。

またも余談だが、この橋の下の川は「中津川」と名称がついている。。ああ、川から地名をとっていたのか。

さて、恵那神社へは行かないで、直進すると、

 

 

 

恵那山林道入り口へ到着。

看板によると、平成20年の6月10日に工事完了になるらしく、ゴールデンウイークは通行できるようなことが奥の看板に記されていた。

ゲートも開いていることだし、調査開始。橋を渡ってどんどんと標高を上げていく。すると、

 

 

なんだ、工事中だぁ。トラックのオヤジがホーン鳴らしやがった。ムカついたので、裏からホーン鳴らしてやろうと決意。一旦引き返す。

こっちは別の入り口も調査スミさ。走行距離がかさみそうなので、燃料を先に補給することとし、中津川の市街まで下っていく。

市街地のガソリンは131円でした。例の暫定税率の期限が切れたので、安くなっている。この地区だと150円くらいしていたはずだ。税金を有効に使い、必要な道路を整備、維持することは大いに結構だが、今のような官僚の体質ではこのままの値段でいってもらいたい。

 

3.阿木からアタック

 

燃料補給を済ませたら、燃費は21km/Lだった。いつもKDX号はこのくらいだ。因みにTDM号は25km/L近い数値をあっさりと出す。電子制御の進んだTDMとしては当たり前の数値だろうか。KDXは2ストであることを考えると納得。

阿木まではもと来た国道を戻ればよいのだが、つまらないので県道413号、407号と繋いでいく。この県道は根ノ上高原を抜ける快走路である。中津川側がちょっと道が狭いことを除けば、TDMのほうが楽しいと思われる。

それにしても今日はダートを走りにきているのだが、未だ1mも走っていない。

阿木にやってきたらら、風神神社の看板を頼りに林道の入り口を目指す。国道363号からは右折して広域農道へ入り、集落を抜けていく。

神社はなにやら奥の方にある。ズンズンと山奥へ入っていくと新しい舗装が切れてダートに変わる。ということは、いずれは舗装化していくのであろう。

 ダートが始まる。この後も排水溝が各所に準備してあり、舗装化目前を匂わせる。

 

期待が高まってきた。路面は締まっているが、やや凸凹がある。注意しないとハンドルをとられるぞ、と思っていると、

 

 風神神社ルートのゲート

 

この通り、ゲートで行き止まりとあいなった。なんだ、結局2km位しかダートを走れなかったじゃん。この時点で、先ほどの最北の入り口の工事現場に向かい、オヤジの後ろからホーンを鳴らす夢が潰えてしまった。トホホ。

 

4.上矢作から最後のアタック、の前に・・・

 

仕方ないので、一番南野陽子、樋口陽子、上矢作からアタックしてみることとする。ここは昨年走ったことがあるので、今回は二度目である。広域農道をheading270で走行し、交番へ出るところで国道363号へ再合流。さらに国道257号へ乗り換えるが、疲労がだいぶ溜まってきたので、 道の駅ラフォーレ上矢作で一服し、水分の調達をする。

最近は国道や県道でも道の駅のような休息所があるので、非常に嬉しい。こういう施設ができてきたのは、ほんの10年前くらいからだと思うが、急激にその数が増えているようだ。ところで、この道の駅はなぜかイカ焼きがある。あと地の野菜、産物(寒天など)も充実しており、さらには食事もできる喫茶店がある。なかなか使える。

再度地図をチェックして、アタックポイントを確認する。その間にも様々なバイクが出入りしている。驚愕はカワサキのVERSISだ。ドクロベエ様のようなヘッドライト(オーナーの方、悪気はありません)が大きな特徴だ。しかし、シート、ハンドルの位置関係は自然だし、650ccの2気筒エンジンも歯切れの良い音を奏でている。旅バイクとしての資質は大いに高そうだ。TDMもうかうかしていられないだろう。ヤマハには隠し玉があるのだろうか。

 

5.いよいよアタック開始

 

国道257号を左折して、国道418号線に乗り換える。さらに東進し、上矢作病院のカーブを曲がったらそのまま直進し、国道を外れるといよいよ林道の入り口へ向うこととなる。静かな農村の集落を抜けると山深くなってくるぞ。大船牧場ルート、飯田洞川ルートは昨年ゲートがあることを確認しているので、迷わずに阿岳本谷から白井沢へ向う。そのまま阿岳本谷ルート(阿岳谷鯉子林道)を行く手もあるが、となっているので後回し?とし、白井沢合川林道へ歩を進める。

 

 白井沢合川林道(左上方)と阿岳谷鯉子林道(右側)の分岐点

 

白井沢合川林道はいきなりダートとヘアピンカーブで始まる。全体には工事車両が多く通っている模様で、踏みつけられて固く締まっているが、法面からサラサラの白い砂が崩れてきているようで、なかなか滑りやすい。ここは慎重に行こう。途中に支線も幾つかあるが、まずは本線をズンズンと進む。するとまたもやゲートが現れた。

 

 他の箇所と同様のゲート。法面が崩れて砂が撒かれたようになっている。

 

どうやらこの界隈のゲートはこの形で統一されているようだ。錠前はダイアル式ではなく、「南京錠」である。

これでは成す術無しというところだろう。

ところで、南京錠というと道徳の副読本「明るい心」に掲載されていた話を思い出す。まあ、南京錠で指を締めてしまい、更に悪いことに鍵をなくすと言う話で、友人が励ますというものだ。まあ友情を主題としているようだが、角度を変えてみると実に間抜けな話だと思われる。管理人も間抜けな一人なので、なんとも言えないが・・・。

ゲートから100m程戻ると分岐がある。ここは乙ヶ沢林道という名称がついており、早速走り出す。ここも踏みしめられた固い路面の上に白い砂がまかれている。ズンズンと高度を上げていくと橋があった。よくみるとその橋に何か茶色いモノがぶら下がっている。なんだろうな?

 

        

                          橋の中央の茶色い物体に注目                                  おお!これは・・・

 

スズメバチの巣ではないか。規模としては中級だろうし、まだ活動期ではないのでハチはいない。夏に向けて気をつけないと林道調査どころではなくなる。地元のヘボ同好会が取り去ってくれれば問題ないが、わざと残してあるのだろうか。撤去を強く希望する。

このハチの巣橋を越えると勾配が急になってくるぞ。路面に変化はないので、問題なく上っていくとゲートがあった。おや、このゲートは先程のものと種類が違う。しかも開いている。もっともこのゲートは二輪は通行可と暗に言っているくらいに脇が甘い。

 

 ゲートの脇は甘い

 

さて、ゲートから奥へ進入していくと工事をしている作業員が何人かいた。その内の一人に志村ケン扮する「変なオジサン」よろしく、口のまわりに丸くひげを生やしたオヤジがいた。作業員の方々はこちらを睨んでいるが、管理人は笑いをこらえることに必死であった。

ここは引き返すことにして、もと来た道を戻る。

そのまま下っていくと、白井沢合川林道支線というものがあった。地図で確認するとまあまあの長さがあるようなので、進入していく。こちらも路面状況は変わらないが、ややフカフカ感が強いと思われる。慎重に進んでいこう。

支線という名前がついているが、本線に負けないくらい面白いではないか。勾配の付き具合、カーブの塩梅、路面整備状況も悪くないので、本線と遜色無い。そういえば、林道浪漫を主催されているkenken氏は行き止まりのピストン林道は、また違った面白さがあると記されている。納得。支線は結局砂防ダムで行き止まりとなる。

 

 支線の行き止まり。砂防ダムにて。

 

ちょっと疲れたので、常備水を飲みつつ一休み。念のため歌を歌って人間の存在を示しておく。それにしても林道とはかくも山奥に入ってこれるものなのか。自然の大きさを感じる瞬間だ。

ところで、林道走行に慣れている方なら当たり前の事であろうが、常備水は必ず携行すべきであろう。林道走行は速度が出ない割りには体力を要求される。こまめに休憩することはもちろん、けっこうな汗をかいていることがあるので、水分補給も同時に行いたい。これにより、集中力が保たれ、転倒などの偶発的出来事を未然に防ぐことに貢献できるものと思われる。

そんなことを考えつつ、もと来た道を戻るわけだが、前述のkenken氏はピストン林道は行きと帰りでは景色も違うので、一粒で二度おいしいということも付け加えられておられた。ははあ、なるほど、氏のおっしゃる通りだ。違う道とは言わないが、少し風景が違うようだ。これまた納得。

本線に戻り、もとの道を下っていく。ん、また支線があるようだ。

 

 風呂ヶ谷林道入り口にて

 

この道は風呂ヶ谷林道と表示が出ている。早速アタックしていこう。ここは結構勾配がついているし、雨が流れて削れた溝が目立つので、管理人の腕前ではてこずる。何度かフロントタイヤをとられつつつもゲートに到着。このゲートは先に登場した乙ヶ沢林道のものと同類で、脇も甘い。もっとも、この日は開放されていた。一旦舗装路にかわり、さらに勾配を上ると、ユンボが空き地で作業中だ。文句を言われたら引き下がるつもりで、ゆっくりと通過。特に問題ないようなので、さらに行くと勾配がなくなり、ダート再開。遠くには道筋が見える。先に進入できなかったゲートの向こうが見える。くっそぉー、残念。とダートをこなしていくと、またもや工事中の看板が目に入った。一旦エンジンを止め、歩いて先の様子を見に行くと変なオジサンの背中が見えた。なんだぁー、さっきの乙ヶ沢林道の裏側ではないか。ということは周回路が形成されるということだ。この周回路とか完抜とかいう林道は数が少ないので非常に嬉しい。

それなりの満足感を得つつ、またもと来た道を引き返して、本線に戻った。

これで支線探索も終わりかと思っていたら、最初の阿岳谷鯉子林道との分岐点近くにもう一本ありました。名前は、同じ白井沢合川林道だ。こちらは前半1kmが舗装路だ。しかし舗装路と思ってナメているとえらいこととなる。この舗装路は例の砂が撒き散らされており、非常に滑りやすい。一つ間違えれば、ハイサイド=振り飛ばされる=胸を強打=肋骨骨折という等式が成り立つこと間違いないのだ。未舗装路上ならモンドリうつだけで済むところが、舗装林道ではそうはいかないんだ。と怯えながら走行していくと、やっと舗装が切れた。路面状況は他の道よりもやや締まりが良い。工事車両が頻繁に通行しているということか。やはりそうでした。こちらも砂防ダムで行き止まり。

 

いい加減体力がきつくなってきたので、本日はここまで。国道に戻り帰還する。

阿岳谷鯉子林道の方は近日中に調査を行い、リポートをお届けしたい。

4月27日調査完了。リポートその2を是非どうぞ。

 

 

 調査リポートその2へ