軽く林道のつもりが・・・

 

2010年5月15日

 

作業道池ノ平線と林道池ノ平線の交差点にて

 

0.XLR稼動中

 

XLRの整備が進み、先日OLD氏と林道ツーリングに行ったことは記憶に新しい。ところで、KDXから乗り換えたことにより、林道走行の疲労が軽減されたことが嬉しく、今週も似たようなコースで林道へ出かけた。というのも、先回、調査対象の林道があったことに加え、地形図を見ていたらいろいろと繋がっている道があることを発見したからだ。これは一度対象の謎を明らかにする必要がある、ということで早速出かけてみた。まあ、当初は調査だけ行って、昼頃帰宅する予定だったのだが・・・。

 

1.明川保安林管理道〜林道日下部線(仮称)

 

 

簡略図

 

さて、今回も手製の簡略図に沿ってツーリング記を進めていこう。っと、その前に、またカメラ忘れましたので、携帯電話付属のカメラ機能の映像でお届けします。携帯カメラはデジタルピンホールカメラなので色収差が大きく、コントラストが低なってしまうが、ご勘弁願います。

 

まずは自宅からいつものルートを走行し、香嵐渓のコンビニへ向かう。ここで林道ツーリングには必須である補給を行うのだが、主な品目としては、携帯しやすく、栄養価の高いもの数点、飲料を500ccと決めている。今回はカロリーメイト、カムカムレモン、イモけんぴ、そしてポカリスエットである。注目すべきはカムカムレモンで、これは口の中が爽やかになり喉の渇きが潤されるので、毎回携行している。また、前回、途中で腹が減ってしまったので、おやつのイモけんぴも忘れずに購入しておいた。

 

物資の補給と休息、そしてルートの確認を終え、いよいよ林道走行開始である。まずは新伊勢神トンネルの上方にある、明川保安林管理道へ進入する。ここはゲートなどの規制はないが、大きな看板で注意書きがある。かいつまんで言えば、「何かあっても知らんよ」ということだが、もちろん自己責任で走行するのであるから、その辺りはお構いなく。

 

最初に深い溝があることは先回学習したので、軽々と越えて高度を上げていく。ここの路面状況は概ね良好で、中速コーナー中心の締まった砂利ダートが続いていく。また場所によっては見通しが良いので、大きめにスロットルを開けていくことができ、上級者ならばパワースライドも楽しむことが出来ることだろう。

 

そして、1km程行ったところに分岐点を発見。この道の調査が今日最初の任務である。ウオッ地図の地形図で確認したところ、日下部地区へ完抜しているようであるから非常に楽しみである。ただ、あまり使用されていないのだろうか、廃道っぽい雰囲気がある。

 

明川保安林管理道(左)と林道日下部線(右)の分岐にて

 

何じゃこりゃ、いきなり鬱蒼とした森の中になってしまい、路面も濡れてズルズルだ。しかも轍と路面中央の段差が大きく、走りにくいったらありゃしない。オフ車の走行時間が400時間程度の管理人では、まったくもって危ない状況だ。しかし、完抜かどうかを確認したいので、慎重に車輪を進めていく。

 

なんとか第一の難所をこえて、通常の路面に戻ったと思ったら、こんどは脇から草や枝が飛び出していて、幅員が狭まっている。まあプロテクターを一式装備しているので、細い枝くらいならば気にしないで、通り様に胸で折っていくこともできる。というか、マシンをうまく制御できずに、結果そうなってしまっただけだ。ああ、ビビった。

 

おっと、分岐点だ。たぶんこっちだろうと思って行ってみると軽トラが置いてあり、おじさんがいた。「この先は行き止まりだぞぉ〜」と教えていただいたので、お礼を述べて引き返す。最初にも看板があったように、本来は進入(侵入?)しないことが望ましいのだろうが、林道で出会った人に怒られたことは一度もないので不思議だ。いつも人がいるとドキドキしてしまうよ。

 

さて、先ほどの分岐を超えて、どんどんと下っていく。なんだよ、またヌルヌルの段差道ではないか。しかも勾配が結構急だぞ。おっと、カーブもきついよ。と思っていたらフロントタイヤがすくわれて「ツルン」と転倒してしまった。幸いにも速度は5km/h位であったのでケガはしていないし、前述のようにプロテクターも身に着けているので、痛くもない。また、転倒して落下した場所が乾いていたので、泥にまみれることもなかった。

 

ひとまず車体を起こして落ち着こう。でも地面が滑りやすくてなかなかうまくいかない。仕方ないので、翌日の筋肉痛覚悟で力任せにマシンを起こした(案の定、このリポートを書いている今、腕や腰の筋肉が痛い)。さて、マシンの破損等もなく、エンジンもかかる。やれやれ、と転倒した地点を検証して、原因を考える。どうやら轍から路面中央の段に登りながらカーブを走行してしまい、段上がヌルヌルで滑った模様だ。轍の肩を上手く使って、遠心力でグリップを稼いでコーナリングしなくてはダメだ。完全に私の負けだ・・・古代(Byデスラー総統)。

 

いきなり転倒でやる気がなくなりそうになったが、こんな所で立ち往生していても仕方ない。まずはこの日下部線を完走しないことには話にならない。気を取り直して走行を再開する。この後は何箇所かの難所があったが、後は杉の葉と締まった土のダート路だったので助かった。やれやれ、ひとまず舗装路に変わり、集落が見えてきたので一休みする。

 

日下部線(仮称)の出口にて

 

2.再び明川保安林管理道〜小田木本洞線へ

 

 ダートを終えて、集落を通る県道490号線を、そして榎本地区にて366号線に乗り換えてheading180で走行していく。この辺りの人々は農業で生計を立てているようで、おりしも田植えの最中であった。こういう勤勉な農家の方がみえるので旨い米が食えるというわけだ。やや遠慮がちに、そして大きく感謝しながら集落を通過していく。

 

そして、明川管理道に西側から進入するために、県道を逸れて円通寺への案内看板のある交差点を左折する。ところで、この明川管理道だが、こちら側は林道ヤヲトシ線と看板が出ている。どこかで名称が変わるのだろうが、まあそれはよい。それはそうと、前回OLD氏とここを走った際に、このヤヲトシ線から分岐点があることを確認していた。本日第二のミッション、この分岐先がどうなっているかを実地調査をする。やや興奮気味に件の分岐から分かれているダートを行くと・・・。なんだ、別荘地ジャン。期待して損こいた。

 

そのまま戻して、ベントニー!バレーレッグ!フラミンゴ!戻して、ダメダメダメ!。明川保安林管理道を走行していく。ここは日下部線に比べたら100倍は走りやすい。しっかりと締まった砂利ダートであるし、山の南斜面を通っているので、いつでも陽が当たっている。ということは路面は乾いているということで、ヌルヌルの箇所はほとんど無い。ハスラーのシートありますか?「ナイ!」というくらいに濡れた路面は無かった。

 

こうして保安林管理道をやや積極的に走行して退出。さっき転倒したことなんてスッカリ忘れてしまった。こうなると欲がでてくる。次は第三のミッション、小田木本洞線の支線である、作業道不動沢線の調査だ。ここは前回、作業中でユンボがおり、通ることができなかった道だ。

 

それはそうと、不動沢は伊勢神トンネルの向こう側である。とういうことは、伊勢神トンネルを走行することになるのだが、また国道へ降りて新トンネルを通るのは面倒だし、同じ日に同じ道を2回通りたくない。少し気が進まないが、旧伊勢神トンネルと通って峠を越える。トンネルは電灯が一つも無く真っ暗で非常に幅員が細い。昔はこんな道しかなかったのかと思い、また幽霊伝説のあるこのトンネルの不気味さを感じつつトンネルを抜けた。やれやれ。ほぼ20年振りにこのトンネルを通ったよ。

 

こうして国道153号線を東進して、小田木本洞線へ入っていく。そして数百メートルほどのところにある分岐点へ到着する。それにしてもこの作業道、結構堅い岩盤を削って通したようだ。山肌はまるっきり石だぜ。

 

不動沢線の分岐点にて

 

ちょっと疲れたし、丁度良い時間なので、ここで昼食とする。岩に腰掛けて、地形図を眺め、カロリーメイトをかじりつつ森の音に耳を澄ます。こうしていると、少し自然に溶け込んでいるなぁ感ずる。山の木々が無数に立ち、その上は大きな青空。湧き水が出ているところにはカエルの鳴き声がする。うーん、空気もうまいよ。しかし、空気だけでは腹が膨れることはない。カロリーメイトに加え、おやつ用に購入しておいたイモけんぴも食ってしまった。

 

しばし自然と戯れてから気を落ち着けて、午後の部の開始だ。さて、この不動沢線だが、開通後間がないようである。よって、路面はまだ軟らかい。おまけに勾配が10%近くはあるのではなかろうか。XLR君にはかなり頑張ってもらう。ヤッタネ、今日はユンボもいないよ。気を良くして、さらに急勾配を上っていく。幸いにもカーブは緩く、後半は勾配もなくなるので、スロットルは開けっ放しで走行できた。やれやれ。

 

3.池ノ平線へ

 

こうして再び舗装林道である小田木本洞線へ合流して、次なる調査へ向かう。本日第四番目の任務、これも前回のツーリング時に気になっていたものだ。それは本洞線がTの字となるところで右に曲がっていくとダート路があり、さらにTの字の分岐が現れる。前回はここを左折して藤平線を走行したのだが、右折するとどうなるかが知りたいというものだ。

 

さて、2個目のテーの字を右折すると林間をウネウネとカーブする、やや勾配のきついダートが続いていく。路面は砂利の上に杉の枯葉が落ちている、締まった路面なので問題はない。

 

この後、三度Tの字があり、別の林道へ飛び出した。杭が打ってあるので内容を見てみると、「作業道池ノ平線」と名前が書いてある。ああ、ここ去年来たよ。詳細は当方の昨年のリポート、「林道へでかけましたが」を参照願おう。また、この地点の写真が、本リポート冒頭のものである。因みに簡単に触れておくと、ここを右折すると5km程で行き止まり、ここを左折すると県道33号線へ合流する。路面は相変わらず良好で、基本下り勾配である。

 

こうして県道33号線へと出てこられたのだが、この先どうするかと地図を見て検討していると、一台のセダンが止まった。そして中からオバサンが出てきて「段度湖はどこですか」と訪ねられた。名前を言われてもピンと来ないが、黒田湖じゃなくて段度湖かぁ。ああ、そういえば、この先33号線を東へ行くと湖というか、池があったっけ。そう思い出し、「段度湖かどうかわからないですが、この道をずっと行くとそれらしい湖(池)がありますよ。ただ、道が狭くなるのでご注意を」と答えると、丁寧にお辞儀をされて「鳥を見に行く」ということをおっしゃって、車に戻って行かれた。

 

さて、本題にもどるが、この地点の標識では「林道池ノ平線」と記されている。すると、3個目のTの字までが作業道で、片方行き止まりのダート路が林道池ノ平線ということだろうか。

 

4.西川林道かな?と思いきや

 

この後はどうしようか。このまま県道33号を戻れば補給地点の香嵐渓だが、まったく物足りない。こうなれば当方も段度湖の南側から始まる西川林道、林道栃洞金沢線と20km超のロングダートしかなかろう。そう思うが早いか、エンジン始動許可を得てATCクリアランスを反芻して、エンジンを離陸推力に。って実際には走行です。

 

この後、県道33号線を東進して、老夫婦のセダンを追う。果たして、当方よりも早く、段度湖へ無事に到着されていた。さて、本当はこの段度湖の際から栃洞金沢線に進入できるが、ダイヤル錠を開錠して、ゲートを開けていくのを見られるのは「いゃあらしい」ので、一番東方にある西川林道からロングダートへ入ることにする。因みにこのゲートは人間と自転車は通れるようになっているが、バイクは抜けられないという微妙な幅で建設されている。

 

さて、飛行計画通りに、県道33号を右折して県道365号線を南下する。ん、左側にダート路があるぞ。ああ、そういえば、椹尾谷林道から分岐して、県道365号線に接続する高頭林道(林道高頭線)ってのがあったなぁ。確か椹尾谷側に踏み切り式のゲートがあって、入れないと健氏主宰の「林道浪漫」のページにリポートがあったっけ。幸いにもこちら側はチェーンゲートで、お馴染みのダイヤル錠だ。ハンドパワーで開錠し、走行を開始する。この道もかなり堅い岩盤を削って建設したようで、山肌はいかにも岩ですという様相だ。おかげで路面はしっかりとしている。また、頻繁に使用されているようで、整備状況も完璧だ。最高に走りやすい砂利ダートである。また、中速コーナーが連続しており、見通しも良いのでけっこう飛ばすことができる。砂利を入れたばかりのようで、少しフカフカなのでパワースライドもできちゃうよ。ただ、本当に飛ばないように自制心を持つことが肝要であることは、言うまでもない。

 

さて、そろそろ椹尾谷林道に合流か、というころになるとやや鬱蒼とした雰囲気となる。そしてヘアピンを曲がって高度をあげるその場所に支線らしきものが伸びている。地形図によれば完抜していそうなので、こちらへ進入していく。

 

ややきつい下り勾配を慎重に下りていく。支線だけあって、路面状況は本線にはかなり劣り、すこしヌメヌメだ。午前中の悪夢の再現にならないように、特に注意して走行していく。すると左側にチョコチョコと動くものを発見。エンジンを止めてよく見てみると、リスのようだ。これは運が良い。少し観察させてもらおう。静かにマシンから降りて、携帯カメラを準備しつつ、足音を立てないように近づいていく。あれ、ぜんぜん動かない。さらに1mくらいの所まで寄ることができたので、写真を撮る。そして顔や尻尾などをじっくりと観察した。実に愛らしい。それにしても何という種類なのか。はたまた本当にリスなのか。

 

保護色で見にくいですが

 

リスを見た後、また静かにバイクへ戻り、押しがけでエンジンを始動した。するとリスはピョンピョンと跳ねて、森へ消えていった。驚かしてゴメンネ。

 

さあ、支線を進んでいくぞ。すると、1kmも行かないうちに草や枝がせり出してきて、路面もボコボコの廃道になってる。いや、徒歩ならば十分な幅員だが、バイクでは無理そうだ。バイクを停めて少し歩いていくが、この先も道は存在しているようだが、草がボウボウだ。仕方なく引き返し支線を退出し、本線の残りを走行する。

 

確かこの先に踏み切りゲートがあるんだよな、と思ったら、踏み切りは姿を消し、チェーンゲートになっていた。当然ダイヤル錠式なので、ハンドパワーで開錠可能だ。これからはチョクチョクお邪魔させてもらいたい。またリスにも逢いたいしね。

 

5.分岐の先には

 

高頭林道は確認できたのだが、途中一箇所分岐があったことを思い出した。あれはどうなっているか。いずれにしても高頭林道は一級品なので、もう一回走ってもよいと思い、元来た道を戻っていく。そして件の分岐へ迷わず入っていく。こちらも整備状況が良く、コーナーも高速気味で楽しめる。ただ、高頭林道ほど見通しが良くないので、注意が必要だ。

 

一向に行き止まりの気配がないので、これは完抜か?と期待していたら、本当に完抜だった。沢に橋がかかっていて、鉄パイプと鎖、そしてダイヤル錠のゲートがある。おっと、ゲート向こうの広場に軽トラが停まっている。人はいないようなので、見つからないうちにハンドパワーで開錠して

林道を退出する。この林道であるが、バラコ沢林道と看板が立っている。

 

バラコ沢林道ゲート

 

ゲート前の広場にて地形図を確認するが、よく解らない。いずれにしても完抜林道を走り抜けたこの快感、林道好きの方ならばお解りいただけよう。

 

6.やっと西川林道

 

このバラコ沢林道は、弁天沢沿いの県道365号線に接続している。ということは、ここを少し何かすれば超ロングダートの始まり、西川林道だ。嬉しい気持ちと、やや疲れてきたという事実に板ばさみになりつつも針路はheading180、西川林道へ向かう。

 

目下舗装化進行中の林道田内野平線の西側出口のある場所から、町道へはいり、小さな集落を超えると西川林道だ。ところで、管理人の通うジムのインストラクタに西川ケイコさんがいる。北川ではなく、西川である。オークラ氏の命名で「石野陽子さん」とか「汎用さん」とか呼んでいる。後者の名前の由来はご想像にお任せします。

 

西川林道へ進入すると、ここから20km超の区間は99%が未舗装路である。途中坂道が急な場所が数箇所舗装しているので、99%である。前述の健氏主宰の「林道浪漫」では「舗装化の情報有り」と記載があったが、ご安心下さい。舗装化されておりません。

 

それはそうと、途中一箇所分岐があり、高原林道と看板が出ているので、こちらも調査してみる。すると、だいたい5、6kmで行き止まりである。広場になっているので、幕営も可能であろう。また、途中に植林したばかりのハゲ山区域があり、その周りはカモシカが侵入できないように、網が張り巡らされていた。よくもまあ、こんな広く囲ったものよと関心してしまった。

 

                     

                              高原林道の分岐点                           植林された地区(下の方まで網で囲ってある)

 

どうでもよいが、管理人の自宅アパートから10分程の所に「高原書店」というマニアックな書店がある。

 

再び汎用西川林道に戻り、走行を続けていく。さて、基本的にこのエリアの林道はどこも整備状況が良く、カーブミラーなども設置されている。カーブの曲率はややきつめなので、しっかり減速してスロットルワイドオープンという走りが適している。ただ、沢がわりと深いので、落ちたら大変ななことになろう。

 

こうして段度湖から繋がる栃洞金沢線へドンツキで接続し、左折して快走を続けていく。ここには遊歩道が接続されていて、ハイカーを度々見かける。速度を落としていく方が良かろう。

 

さらに走行を続行していくと、栃洞林道の接続点を通過し、針葉樹の林を一気に突き抜けていく。そして、暫くすると砂利道から岩道になる。要するに、岩盤を削ったそのままの道のようだ。滑りやすいのできをつけよう。

 

この後は林間の、森林浴ゾーンで、再び砂利道へ戻る。見通しの悪いカーブが続くので、気をつけねばならない。また、この辺りにはマウンテンバイクで走行している人も見かけるので、そちらも注意が必要だ。因みに路面は緩やかな勾配のアップダウン、カーブは比較的きつめというところである。また、一箇所を除き、展望は無いと申し添えておこう。

 

7.今回は藤立林道

 

いつもならば、このロングダートを西の終点まで走行するが、今回は国道420号線への最西のアクセス路である藤立林道を使用して、国道420号線へショートカットする。だって、「ケツが痛い」んですもの。

 

と、その前に、鰻沢林道との分岐点にある支線の採掘状況をチェックしておく。おおっと、なんか崩れていたり、溝ができていたりして放置されているようだぞ。前回調査時より、工事はされていなかった。残念。

 

こうして藤立林道へ折れ、木々の隙間から見通せる林間の道を快走していく。おや、所々で支線の工事をしているようだ。ひょっとして網目のように道を通すのかな。そう思っていると、完成したばかりの道を発見した。実走してみると、この藤立林道のショートカット路であった。

 

藤立林道ショートカット路

 

こうして藤立林道を走り終え、国道420号、153号線と繋いで帰宅した。余談であるが、藤立ゲートは開いていたので、どこかで作業中だったかもしれない。よってハンドパワーは使用せずに済んだ。

 

8.まとめ

 

軽く走るつもりが、いつの間にやら結構な距離を走ってしまい、とても充実した一日となった。ただ、ケツの肉が痛く、帰宅直前はほとんど拷問状態であった。もっともKDXよりは多少マシではある。いや、大して変わらないかな。

 

それでは、長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

本日の走行 210km

(内未舗装路 70km)