秋晴れの下、林道三昧ツーリング

快晴の栃洞林道にて(2007年11月)

11月に入り、やっと秋らしくなってきた。もっとも、日は短くなってきており、17時30分頃にはすでに真っ暗だ。本日はTDMで残り少ない山のワインディングを楽しむか、はたまた久々のKDXでの林道トレーニングするか。非常に迷ったが、後者を選択した。

KDXは悪路の走破性は非常に高い。管理人の腕では全くもって手に余る。特に足回りは秀逸だ。エンジンも車重に比較すればかなりパワーがあり、申し分ない。ただ、乗り手には幾分厳しく、林道にたどり着くまでに消耗が激しい。そういう理由から、管理人のホームコースは全て県内にあり、往復で200km程だ。この点のみを考えると、やはり高速に乗れる250ccクラスの車両を選択すべきであったと思うが、総合的には125ccに満足している。

さて、今日は段度山周辺の林道を繋いでみた。どれも数km程の短いものだが、栃洞林道はすごかった。以下に詳細を示そう。

 

林道六蔵洞線:

本日の1本目。ここまで来るだけで50km近く走っている。所々で川の跡である深い溝が走っているが、路面は概ね良好だ。アップダウンも標準的なものであった。ただ、展望は開けておらず、やや陰気なところが難点のど飴か。

 

林道エス小屋2号線:

2号線と言うからには、1号線があるんだろう?と言われそうだ。その通りだよ、ヤマトの諸君(デスラー総統風に)。1号線は2号線のやや南にあり、完抜していないので省略しました。この林道も、荒れは少なく、走りやすい。勾配も標準的と言えよう。

 

林道エス小屋1号線:

上記のように、途中行き止まりの盲腸線である。しかも、

こんな穴ボコがあいてました。林道は結構あるんですよねぇ。こういうことが。

 

 

OO東山線:

名前を忘れてしまった。特記事項は無し。

 

栃洞林道(金沢線含む):

さて、本日のメインディシュ。この林道は他3本のロング林道と接続しており、各々は完抜しているという言うことの無い道だ。出来山の南斜面に並んでおり、路面状況も抜群である。当県随一の林道であることは疑いの余地は無い。この他にも、西川、滝洞、鰻洞、藤立の各林道がある。どれも一級品であり、管理人は全線走破したことがあるが、リポートが遅れている。また写真もないので、後日取材し直すこととしよう。因みにこの林道を教えて頂いたページ、林道浪漫とその管理人kenken氏に感謝申し上げる。

路面状況はこんな感じ。カーブミラーも多数設置されており、安全に配慮された林道であることも付け加えておこう。

 

同林道を抜けたところで14時を回っていた。帰るには早いので、YGに寄ることにした。SP2殿ともご無沙汰していることだし。今日は多分出撃しておられるものと思われる。県道367号で北上すると枝道が多数あり、どれも未舗装だ。ここもいずれ探索することにしよう。また楽しみが増えたというものだ。その後、広域加茂農道を繋ぎ、YGの南側に出てきた。南側は若い元気の良い方々が走っているので、慎重に。路面は縦溝が彫ってあり、減速帯も掘ってある。凹んだ減速帯も当然故怖い。と思っていると、前方に転倒車あり。どうやらVTR‐SPのようだ。SP-2氏ではなかったことを確認し、様子を見てみると、どうやらライトだけがアッパカウルから飛びぬけているようだ。ついでに標識もなぎ倒していたのか??ライダーは無事のようだったので、ホッとした。いつもの場所に到着し、SP-2氏と久々に挨拶を交わす。すると、もう一人、BUELLのXB12に乗られる方も折られた。XB氏と仮に呼ばさせていただくこととしよう。当ページのことをお話しておいた。もしよろしければ、暇つぶしにでもご覧頂きたい。

ところで、BUELLはご存知のアメリカのメーカーである。ハーレーのエンジンを独自にチューニングし、フローティングマウントでこれまた独自フレームに搭載する。キャスター角が立っており、フレームを燃料タンク、スイングアームをオイルタンクとするモデルもあり、スタイルもダイナミックでユニークだ。さらには、リムオンディスクブレーキという超大径のディスクブレーキを備えている。エンジン音、振動なども荒削りなところが男らしいというか、豪快だ。最新型はロータックスのエンジンを搭載したモデルもあるらしい。尚、ロータックスのエンジンは、アプリリアRSVミレの系列や、BMW F650シリーズも採用している。

 

              

SP2氏、KDX氏に改名?ではなく、管理人のマシンに試乗中                 こちらはXB氏 

 

尚、XB氏は管理人も一時期住んでいた徳島県の出身だそうで、地元ネタで花が咲いた。

陽も傾き、帰路に就く。ビューエルのエンジン音は独特だ。そう言えば、ビューエルも2気筒だ。VTR、TDM、XBと2気筒が揃っている。因みにR1-Zも2気筒だ。2気筒万歳。いつもの場所で流れ解散をする。

帰宅して、掲示板を確認すると、XB氏がトラブルに遭われたそうだ。SP2氏よりの電話連絡によると、どうやら不具合警告灯が点灯して、エンジン再始動ができなくなったらしい。結局19:00頃にレッカーされたそうだ。お早い復活をお待ちしております。

 

後日、XB氏のマシンが復活したとの情報を頂きました。また走りましょう。